価格が安いから購入するのではなく、価値を感じたから購入して欲しい。

2023/10/24

昨日の記事で、
自分の美学を貫き通した父の完全1点品の作品を
200万円で販売しようとしている事に
ショックで絶望しているとお伝えしました。

昨日の「人生が絶望する程に情熱を捧げた事」はこちらから
https://shoutarou-bingata.com/post-1676

絶望している理由はいくつかあるのですが
その一つに、200万円で販売してしまうと
琉球王朝時代の美しさを次世代へ伝える。と言う
情熱を持って制作した父の作品の
【価値を感じて購入する。】と言うよりも、
「安いから買う」と言う選ばれ方をされる事が、
他の安かろう悪かろうの薄利多売の商品と同じように捉えられてしまう事が
物凄く「嫌」と感じました。

「貧しくても良いから自分の美学を貫こう」と言って
68年間、作品を創り続けた父の
「言っている事とやっている事が違う」と感じてしまうのは、私だけでしょうか。

貧しくても良いから自分の美学を貫き通す。
と言う職人、金城昌太郎の生き様に
惚れて、憧れている私としては
安いから購入するのではなく、
価値をしっかり感じた方に購入して欲しい。と言うのが願いです。