紅型職人である父の紅型の魅力を伝える事。
それが、冒頭に記載した
私が人生をかけて情熱を注いでいる事です。
人生をかけて情熱を注いでいるはずなのに
なぜ、「絶望」をしているか。と言いますと
10月31日から開催する個展で着物の価格が想像以上に安いからです。
紅型の着物の販売価格は
一通り修行を終えた後に独立した職人(5年から10年未満)が、展示会で販売して200万円前後、
小売店さんの展示会では、1000万円以上の価格がついている着物もある。と言われております。
そんな中、今回、父が個展で販売しようとしている着物の価格が、「200万円」
この話を聞いた時から
私は、ショックで、ご飯が喉を通らないだけなく、眠れなく、睡眠障害を引き起こしております。
琉球王朝時代の紅型の美しさを次世代へ伝える為にと。
自分の美学を貫き、
「貧しくても良いから」と、注文を一切受けずに創り続けた父の作品の価格が、200万は安すぎる。と私は思います。
これが、自分の美学を貫き通した職人の末路って
夢も希望もない。と感じてしまうのは、
私だけでしょうか。
本当にショックで、絶望しております。
文章で伝える事のできない私の想いは、
下記のYoutube動画にしております。
ぜひ、ご覧ください。
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