父の美学と想像する楽しさ – Shoutarou Bingata NAHAが創り出す世界とは

2024/01/25

こんにちは。
私は、父の生き様に憧れて
鮮やかさが特徴的な琉球紅型を
あえて、モノトーン一色で表現したブランド
Shoutarou Bingata NAHAを運営しております。

モノトーン一色で表現している理由は、
「想像する楽しさ」を伝える為です。

私は、職人である父が大切にしている
「絵を描く事が嫌い」になった為、職人になる事はできませんでしたが、
偶然、父が職人の後輩達に話をしている時に聞いた
「貧しくても良いから、自分の美学を貫こう!」
と言う生き様に心を激しく動かされ
父の柄を纏いたい!と思い、アロハシャツや、浴衣を制作しております。

本日は、私が大切にしている「想像する楽しさ」についてお伝えいたします。
そして、私の「想像する楽しさ」の原点は、間違いないなく、紅型職人である父、金城昌太郎の影響を受けておりますので、
本日は、父が制作した琉球紅型帯をご覧頂きながら
想像する楽しさを味わって頂ければと思います。

まずは、こちらの作品をご覧ください。

こちらの作品は、
沖縄の初夏の夜にだけ咲く幻の花「さわふじ」を父がスケッチし、図案化したものです。

この作品には、ある違和感があるのですが、お気づきになりましたでしょうか?

補足説明をさせて頂くと
こちらの作品は、夜に咲く花なので、父がスケッチに行った時には、きっと月夜が綺麗な日に行ったと思います。

スケッチに行くのであれば、雨降りなど天気の悪い日に行くよりも、天気が良い日に行った方が楽しいですよね♪

さらに、月が綺麗な日であれば、月が明るくさわふじの花を照らし、とてもワクワクした状態でスケッチができると私は思います。

この補足を読んだ上で、もう一度、この柄をご覧頂きたいです。

ある違和感、気づきましたでしょうか?

答えは、

この作品には、
「月が描かれていないんです。」

もし私が、月夜にスケッチしたら、
100%、デザインの中に月を入れるはずです。

なぜ、入れなかったのか。とても気になり、父に聞いた所

「ほら、美しい月夜を想像したでしょ♪
自分が想像するのが、1番、美しいんだよ♪
この柄を見て、その美しい姿を想像してもらえて、嬉しいよ♪」

と言ったのを聞いて、父の「想像させるスケッチ力」の凄さを感じると同時に「想像する楽しさ」を感じました。

いかがでしたでしょうか?

私は父の作品を通して、見る方々に「想像する楽しさ」を伝えたくて、鮮やかさが特徴的な琉球紅型をあえて、モノトーン一色で表現しました。

あなたなら、このモノトーンで表現された浴衣を、どのように美しく染めていきますか?

ぜひ、#想像する楽しさ で教えてくださいね。

あなたと、想像する楽しさについて、語り合える日を楽しみにしております。

本日も最後までお読み頂きまして
誠にありがとうございます。