遊び心から生まれる創造:モノトーンアロハシャツの挑戦

2024/01/09

こんにちは。
私は、父の生き様に憧れて
鮮やかさが特徴的な伝統工芸を
あえて、モノトーン一色のアロハシャツで表現した
職人の息子です。

突然ですが、あなたは、どういう時に、
「やってみよう!」と言う挑戦心が生まれますか?

私は、こうやったら面白いだろうな・・・と言う遊び心が思い浮かんだ時に、挑戦心が生まれて来ると感じております。

私のアロハシャツブランドShoutarou Bingata NAHAの例で言うと
私の鮮やかさが特徴的な伝統工芸品をあえて、モノトーンにすると言う「遊び心」が
それを表現する為に、モノトーン一色でアロハシャツを表現しようと言う「挑戦心」になっております。

しかし、すぐにモノトーンにしよう!と思いついたか。言われたらそうではありません!

もちろん、私も最初は、鮮やかな紅型の美しさをどうしたら、日常生活に取り入れる事ができるか。と考え、父が創った生地のハギレを使って、バッグの一部分に使ってみたり、革財布の裏地に使ってみたり、鮮やかな生地を自分で作ってアロハシャツにしてみたり、いろいろ試行錯誤をしておりました。

そんな失敗を繰り返す中で、
紅型の鮮やかな「色」の美しさを表情したいのか。
それとも、「柄」の美しさを表情したいのか。を考えた時に

職人である父が大切にしている
沖縄らしい紅型を創るには
沖縄の自然をスケッチしないといけない。

と言う言葉を思い出しました。

それなら、いっそ鮮やかさを排除して
モノトーンにしたら、柄がより強調されて面白いのではないか。と考えました。

そもそも、紅型を活用した商品は
最大の魅力である鮮やかさを全面に推した商品が多いので
そこで、あえて、モノトーン一色で表現する人は誰もいないだろう・・・と想像した時に

「業界初!?」と思い、とてもワクワクしました。

さらに、どの「柄」を選ぶか。と言う際にも
伝統柄である鶴亀模様を「ドット柄」で表現したら、面白いのではないか。と言う「遊び心」から
そもそも、伝統柄の鶴亀模様を「ドット風」に表現した人って、まだ誰もいないよね・・・と思った時に

モノトーン一色で表現した人は誰もいないように
これまた、業界初なのではないか。と、ワクワクすると同時に

業界初×業界初が、組み合わさったら、どんなクリエイティブな商品が生まれるのか、想像するだけで楽しくなり、このワクワク感が鶴亀模様で、ドット柄のモノトーンのアロハシャツを制作すると言う挑戦心を生み出しました。

おかげさまで、このドット柄のアロハシャツは、
男性だけでなく、女性のお客様からも大変、ご好評を得ております。

いかがでしたでしょうか。

ヤバい!金城君のこの発想、面白い!!と思って頂けたら嬉しいです。
琉球王朝時代の伝統柄をドット柄で表現したアロハシャツはこちらから

琉球紅型の美しさを伝える為の沖縄版アロハシャツRyukyu Dots WHITE

このモノトーンのドット柄アロハシャツは、私にとってとても大切な事を教えてくれました。
それは、【伝統とは、過去の拘束ではなく、未来への架け橋である事】です。

私達が、伝統を守りつつ、過去の職人の方々を尊重し、その想いを新しい視点やアイディアで現代的に解釈する事で、その想いを未来へ絆ぐ事ができます。

私の挑戦は、伝統を尊重しつつ、独自の「遊び心」で表現する事でした。
これは、きっとあなたにとっても同じ事が言えるのではないか。と思います。
あなたの周りにある古くからのしきたりや習慣を、あなた独自の新しい視点で見つめ直し、再解釈してみてください。きっと、こうしたら面白いのでは・・・と言う遊び心が生まれてくるはずです。あなたの中にも、人生をより楽しくする想像性は、眠っております。ぜひ、ふとした時でも良いので、いろいろ考えてみてくださいね♪

そして、新しい事を始める前には、完璧を求めず
これをやったら面白そう!と思ったら、まずは、一歩を踏み出してみてくださいね♪

私の最初の挑戦は、完璧ではありませんでした。
しかし、その一歩が、鮮やかさが特徴的な伝統工芸品をあえて、モノトーン一色で表現するという発想に繋がりました。

ぜひ、あなたの挑戦のきっかけも #挑戦のきっかけ で教えてくださいね。
あなたの挑戦も、きっと誰かに勇気を与えていると私は信じております。

#挑戦のきっかけで、投稿して頂けたら、私が応援メッセージと共にシェアします。

本日も最後までお読み頂きまして
誠にありがとうございます。