単なるカジュアルウェアではない。アロハシャツの意外な魅力

私は、父の生き様に憧れて
鮮やかさが特徴的な伝統工芸品を
あえて、モノトーン一色のアロハシャツで表現した
職人の息子です。

モノトーン一色にした理由は
父が次世代へ伝えたい

沖縄らしい紅型を創るには
沖縄の自然をスケッチしないといけない。

と言う「柄」に対する想いをわかりやすく表現する為に
モノトーンにしております。

アロハシャツは、
カジュアルなスタイルを演出するアイテムなので
オシャレと言うよりも
南国リゾートの休暇をイメージさせたり
明るく陽気で親しみやすい雰囲気を連想させます。

しかし、私は、アロハシャツにはファッションアイテム以上の可能性を感じております。

その１つが、アロハシャツの起源が、「着物」にある事です。

ハワイに移民した日本人の方々が
日本から持って行った着物を
現地で、農作業がしやすいようにリメイクしたのが、アロハシャツの起源と言われております。

そのようなストーリーがあるシャツなので
単なるファッションアイテムの１つと考えるのは、もったいないです！

アロハシャツを着る最大のメリットは

自分の気分だけでなく
個性を表現できる事です。

私も学生時代から個性派と言われてきたタイプなので
その経験も踏まえて
個性を表現するメリットをお伝えすると

【コミュニケーションのきっかけになる！】

と言う事です。

自分の気分を上げるアイテムを着けていると
そのアイテムを良いな。と思った人が

「素敵ですね♪」

と話かけてくれます。

これは、アロハシャツなどの個性的なアイテムがお好きな方なら
きっと共感して頂けるはずです。

さらに私の場合は
父が制作した柄のアロハシャツを纏う事で
父の考えと美学を表現しております

もはや、ここまでくると
単なる洋服ではなく、
400年以上、受け継がれてきた伝統と
私のアイデンティティの両方を表現しております。

そんな表現を

「素敵ですね♪」と褒められた日には、

なんとも言えない幸福感に包まれて
とても満たされた気持ちになります。

いかがでしたでしょうか。

本日、私がお伝えしたい事は、
アロハシャツは、ただの奇抜な洋服ではない。と言う事です。

１つは、自己表現の手段であり、
もう１つは、コミュニケーションの架け橋です。

ぜひ、あなたもアロハシャツを通して
自分だけのストーリーを語ってみませんか。