モノトーン浴衣の反物の予約販売を開始しました!

2024/01/27

こんにちは。
父の生き様に憧れて
鮮やかさが特徴的な伝統工芸品を
あえて、モノトーン一色で表現した職人の息子です。

モノトーン一色に表現した理由は
父が大切にしている

をしっかりと表現する為です。

本日は、今年の夏以降、ずっと完売しており
お問い合わせの多かった「さわふじ柄」の浴衣地(反物)の予約販売のお知らせです。

さわふじは、沖縄の初夏の夜にだけ咲く幻の花です。
別名:サガリバナの愛称でも親しまれており
花言葉は、「幸福の訪れる」です。

数ある父の作品の中から、私が、この「さわふじ柄」を選んだのには、理由があります。

一度、よくこの柄を見て頂きたいです。

さわふじは、夜に咲く花なので
この花をスケッチした日は、きっと月が綺麗な夜だったと思います。

しかし、よくこの柄をご覧頂くと、あるはずのモノがないんです。

お気づきにないましたでしょうか。

それは、「月」です。

私だったら、月が綺麗な夜にスケッチに行ったら
確実に綺麗な月を描きたくなるのですが
父は、その月を描いていないんです。
疑問に思って、父に聞いた所

「ほら、美しい月夜を想像したでしょ♪
自分が想像するのが、1番、美しいんだよ♪
この柄を見て、その美しい姿を想像してもらえて、嬉しいよ♪」

と言いました。

この言葉には、この柄を単なる伝統工芸品と見るか、
それとも「想像の扉を開く鍵」と見るか、
あなたの想像力を刺激する大きな意味が込められていると、私は感じます。

私はこの言葉を聞いて、父の「想像させるデザイン」に心を揺さぶられると同時に
「想像する楽しさ」を感じました。

あなたは、このさわふじ柄を見て、どんな美しい月夜を思い描きましたか?

ぜひ、#想像する楽しさ で教えてください♪

さらに今回、販売する反物は、特に問い合わせの多い「広巾」の木綿生地です。

既製品では、なかなかサイズが合わない方には、
ぜひ、オススメしたい逸品となっております。

詳しくは、こちらから


https://shoutarou-bingata.net/items/64be16d8ef91a7002af4d6f4