一色で語る情熱 アロハシャツに込めた想い

2023/12/20

こんにちは。

私は、父の生き様に憧れて
鮮やかさが特徴的な伝統工芸品を
あえて、モノトーン一色のアロハシャツで表現した
職人の息子です。

モノトーン一色にする際に
1番大切にした事が

「父の柄をカッコ良く纏う」と言う事です。

カッコ良く纏いたい!と考えた時に
そもそもカッコ良い人って、どんな人、何だろう・・・
と考えるようになりました。

カッコ良いと感じる人を
いろいろ見ているうちに
一つの共通点を見つける事ができました。

それは、「情熱」がある。事です。

わかりやすく例で言うと
最近、年俸100億ドルの契約を結んだ
大谷翔平の野球への情熱は、
誰が見ても凄まじいと思います。

自分の情熱を100%
ブレずに野球へ注ぎ続けた結果
このような偉業を達成したのだと
私は思います。

大谷翔平以外にも
その道の一流、と呼ばれる方々の情熱は、
どの方のエピソードを聞いても
心を揺さぶるものがあります。

そのようなエピソードを聞くと
私もそのように情熱的に生きたい!と影響を受けてしまうタイプの人間です。

実は、私の父は
沖縄の伝統工芸品
琉球紅型の職人です。

私は、父が大切にしている
絵を描く事が苦手な為
職人になる事はできませんでした。

しかし、父の琉球紅型への情熱を知った時に
父の柄を纏いたい!と思うようになりました。

貧しくても良いから、自分の美学を貫こう!

紅型職人の父は
中学3年生の時に担任の先生から

沖縄には世界に誇れる工芸がある。

と言う言葉がきっかけで15歳から職人の世界に入ります。

25歳の時に独立をし

様々なお客様からの注文を受ける中で
このままでは、自分の美学が、お客様の美学に侵食されてしまう。

【貧しくても良いから、
自分の美学である琉球王朝時代の紅型を創り続けよう!】

と覚悟を決め
その後、お客様からだけではなく
問屋さま、小売店さまからの注文をお断りします。

そのような想いで
60年以上、創り続けた紅型は
他の人が真似できない独創的な表現で
見る方々の心を魅了しております。

私の情熱

父の作品を見て魅了されたのは
お客様だけでなく
息子である私もその1人です。

父のこの情熱を私も日常的に感じたい!

その為にはシャツにしたら良いのでは。と
父の原点でもある古典柄でアロハシャツを創ります。

が、イマイチかっこ良くないと感じてしまいました。

どのようにしたら
父の紅型をかっこ良く着用できるのかを
試行錯誤した結果
モノトーン一色にして「柄」だけを表現したら良いのでは。と考え
鮮やかさが特徴的な琉球紅型を
あえて、モノトーン一色にしたアロハシャツが完成しました。

かっこ良いとは

そのような想いで制作したのが
こちらのアロハシャツで
私は最高にかっこ良いアロハシャツだと
自信を持って紹介しております。

なぜ、そこまで自信を持って紹介できるのか。と言うと
紅型職人である父が
60年以上、情熱を持って創り続けた柄だからです。

かっこ良いとは何か?

私にとっては、「情熱を感じる事」です。

いかがでしょうか。

あなたが、かっこ良いと感じる事も
ぜひ、コメント欄で教えてくださいね。