琉球王朝時代の白地紅型衣装をご紹介

2021/12/03

こんにちは。

Shoutarou Binagata NAHAの
金城です。

本日は
紅型師である
金城昌太郎が原点として
大切にしている
琉球王朝時代の紅型を
ご紹介いたします。

ご紹介する
琉球王朝時代の紅型は
那覇市歴史博物館に
展示されている

・白地の紅型衣装

です。

それでは、どうぞ!

全体写真

1.白地松桜紅葉亀松皮菱繋文様紅型衣装

朱(赤)の色とフクギの黄色を
大胆に使用しております。

これぞ、
琉球紅型らしい
鮮やかだけど派手すぎない
上品な色彩なのではないでしょうか。

それと同時に
天然染料の
【時を重ねるごとに深みが増す美しさ】
も味わって頂ければと思います。

2.白地松竹場鶴鳥霞雪輪文様紅型木綿衣装

この鶴の描写。

とても動きがあり
見ているだけで
飛んでいる姿を想像してしまいます。

琉球王朝時代の
絵師の表現力の素晴らしさを
感じさせてくる作品です。

3.白地花菱繋文様紅型苧麻衣装

琉球紅型は大柄なデザインが
一般的なので
こんなに細かい文様もあったの!?
と、ビックリされたのではないでしょうか。

この細かい文様の中にも
朱の色はしっかり入っており
琉球紅型にとって
いかに「朱」の色が大切か。を
感じて頂けたら嬉しいです。

いかがでしたでしょうか。

昌太郎が原点としている
琉球紅型の魅力が
少しでも伝わって頂けたら
嬉しいです。

本日も
最後までお読み頂き
ありがとうございます。

 

【お知らせ】

月々16,000円〜金城昌太郎びんがた工房の帯が購入できます。

金城昌太郎びんがた工房の当主である金城昌太郎は
琉球王朝時代のびんがたの美しさを
次世代に繋げていく為に
日々、創作活動に励んでおります。

自分の意思を一切ブラさずに
60年間、創り続けた金城昌太郎だから
表現できるデザイン、色彩があります。

あなたのお着物の美しさを
一層、際立ててくれるはずでしょう。

金城昌太郎の作品はこちらから
1点限り 金城昌太郎作 琉球紅型六通帯 屋根に芭蕉