着物の美しさを簡単に楽しむ:初心者へのアロハシャツ入門

2023/12/30

こんにちは。

私は、父の生き様に憧れて
鮮やかさが特徴的な伝統工芸品を
あえて、モノトーン一色のアロハシャツで表現した
職人の息子です。

着物を着けている人を見ると
素敵だな。と思いませんか。

着物は、平安時代に貴族の衣装から始まり
江戸時代には、一般の方々も着用するようになり
令和の現在にいたるまで、様々な変化をし
日本の文化的アイデンティティの1つになっております。

その美しさは、日本人だけでなく
日本に訪れた海外の方々の心も魅了しております。

着物を着用して歩くとわかるのですが
有名人になったかのように
いろんな方から、声をかけられ
挙句の果てには、写真撮影も求められます。

実は、私の父は
年中、着物をつけているので
私も30歳を過ぎてから
父のように着物を日常的に着けたい!と思うようになりました。

しかし、いざ、自分が着よう!となると
着付けがムズカシイ・・・と、言う最初の関門が待っております。

私の父の着流しで着けているので、
まだ、ハードルは低い方だと思いますが、
女性となると、最初のハードルは、なかなか高いように感じます。

現在は、リメイク着物や、デニム着物など、着付けのスキルをそこまで必要としない着物も増えております。

しかし、着物と言うアイテムが、着用する際の伝統的なルールがあったりするので、近年では、着付けの間違いを指摘する方々を着物警察と呼ばれるようになっております。

日本の伝統文化をしっかり次世代へ伝えたいと言う気持ちはわかりますが、このような背景から、着物を初めて着る方にとっては、敷居が高く感じてしまうのが現状です。

そこで、私が着物を着用したい!と思った方にオススメしたいのが
アロハシャツです!

アロハシャツは、カジュアルに着れるスタイルのシャツなので、小難しいルールなどは、一切なく、自分が着たいように着る事ができ、日常生活にも、とても取り入れやすいです。

さらにアロハシャツは、元々、ハワイに移住した日本人の方々が、現地で作業しやすいように着物をリメイクしたシャツです。

着物のアイデンティティを受け継いでおり
着物の伝統柄が使われていたり、
着物の生地を再利用して作られたアロハシャツも多数、あり

現在では、祖母から譲り受けた着物をアロハシャツにリメイクして着用するという若者も増えてきて、世代を超えて日本の伝統を受け継いでいるのを感じ、伝統工芸業界に関わる私にとっては、とても嬉しい事です。

このような話をしていると
アロハシャツは、柄が派手すぎて、気軽に着れないよ!と言うお声をよく頂きます。

たしかに、アロハシャツの柄は、南国らしい陽気な柄や、和柄が多いのも事実です。

そこで私は、父がデザイン(柄)を、とても大切にしていると言う事もあり、モノトーン一色のアロハシャツを制作しました。

モノトーンなので、
黒や白のパンツにも合わせやすく
さらに、上品に演出できるので
派手なアロハシャツが苦手な方にも
とても、着やすいアイテムになっております。

さらに、モノトーンでも目立ちすぎるよ!と言う方の為に
琉球藍で染めたタイプも制作しており、
こちらは、遠目で見ると、藍色のシャツに見えると
私がプロデュースしているアイテムの中で、一番、人気アイテムとなっております。

上記の白シャツを琉球藍で染めたら
このような感じになります。

現在、数量限定で福袋も販売しておりますので
ぜひ、ご覧くださいませ。

福袋 Ryukyu Dots藍染 アロハシャツ

本日も最後まで、お読み頂きまして
誠にありがとうございます。

<お知らせ>
こちらの記事は、音声ラジオメディア stand.fmでも放送しております。
ぜひ、合わせてお聞きください。