伝統工芸が生んだ究極のワンピース・ドレス、その秘密とは

2024/01/12

こんにちは。

私は父の生き様に憧れて
鮮やかさが特徴的な伝統工芸品を
あえて、モノトーン一色のアロハシャツで表現した
職人の息子です。

現在、職人である父の柄を女性の方にも纏って頂きたくて
ワンピース・ドレスを制作しております。

上記のようにサンプルもいくつか完成してきております。

価格設定の課題について

サンプルが完成した後に
私がいつも悩む事は、価格設定です。

女性用のワンピースが欲しい!と言うお客様から
5万円代で制作できたら、めちゃくちゃ売れると思うよ♪と
数名の方から言われているのですが、
正直、原価と利益率を考えると5万円代での制作はムズカシイと言うのが本音です。

過去の経験

実は、これと似たような事が、アロハシャツをプロデュースした5年前にもありました。
当時、言われた事は、
15,000円で販売したら、売れると思うよ♪と言われ
実際に販売した価格は、25,000円
原価と私の利益を考えると、この価格が限界でした。

では、25,000円で実際、販売したらどうだったか。と言いますと
フツーに売れました。

生地代の高騰なども踏まえると
最終的には、29,800円で販売したのですが
それでも、年間100着以上は販売する事ができました。

この経験を踏まえると
50,0000円に縛られなくても良い。と言うのは、わかっているのですが、
やはり、新商品のプロデュースとなると価格設定は、慎重になってしまいます。

新商品の特徴

今日は、Shoutarou Bingata NAHAの新商品であるワンピース・ドレスが、どのような点で特別なのか。を5つに分けて紹介します。

1.紅型職人、金城昌太郎が制作した柄
今回、使用している柄は、沖縄の伝統工芸品である琉球紅型の型紙を使用しております。
また、その型紙を制作したのは、職人歴一筋68年で、沖縄県指定無形文化財技能保持者にも認定されている金城昌太郎が制作した柄になります。

2.モノトーンの伝統工芸
琉球紅型は、沖縄の眩しい日差しにも負けない程の鮮やかさが特徴的な染物ですが、Shoutarou Bingata NAHAでは、職人である金城昌太郎が大切にしている型紙(柄)の美しさを強調する為に、あえて、モノトーン一色で表現しております。
徹底的に柄にこだわった唯一無二のモノトーンのワンピース・ドレスに仕上がっております。

3.一流の縫製職人による手仕事
今回、制作するワンピース・ドレスは、縫製歴20年以上で、自社ブランドも運営している中村洋装さんとのコラボ商品になります。縫製は、中村洋装さんが一着、一着、手作業で行っております。

4.限定生産
今回、中村洋装さんとのコラボ商品になり、中村洋装さんも自社ブランドを運営している事から、制作できるワンピース・ドレスが限られてしまいます。現在、中村さんとも調整中ではありますが、1型、多くても10着が限界かな。と考えております。

5.セミオーダーを受け付けます。
多くても1型、10着限定にはなってしまいますが、1人1人に合ったアイテムを提供したい!と言う中村洋装さんのこだわりを受け継ぎ、ご注文は、身長や体型を考慮したセミオーダー式で受け付けます。

これらの事を考慮して
今回のワンピース・ドレスの販売価格は、10万円を予定しております。

このワンピース・ドレスを手に取るとき、あなたはただのファッションアイテムを選んでいるのではなく、文化と伝統の継承者となり、それを現代のライフスタイルに取り入れる事になります。

私たちのワンピース・ドレスは、ただの衣服ではありません。それは、伝統工芸の魅力を現代に伝え、着る人に特別な体験を提供する芸術作品です。この特別な作品をあなたのワードローブに加えて、その価値と魅力を体験してみませんか?